
日本の約1800倍!世界のSMS配信数
2019年の日本のSMS配信数が11 億通であったのに対し、アメリカのSMS配信数は2兆980億通でした。また、人口が日本の3分の2程度のドイツでは、80億通のSMSが配信されました。この数字から分かるように、今でもSMSが世界中で利用されています。
アメリカでは薬局のWebサイトに電話番号を登録するだけで、処方箋の準備完了通知を受けたり、定期的に服用している薬が切れてしまう前にリマインダーを受けたりできます。その他には、駐車場使用時間の通知や駐車時間の延長申請をSMSで行えます。このように、SMSは人々の生活をより便利にしているのです。
SMSは世界中で多くの人に利用されていますが、なぜ日本ではあまり利用されていないのでしょうか?
日本でSMSが浸透しなかった理由
日本で携帯電話(ガラケー)の利用が拡大した当時から、SMSは存在していました。
しかし、当時のSMSは同じキャリア間でしか送受信ができず、1通ごとに料金が発生しました。そのため、キャリアを跨いで送受信ができ、パケット通信を使用できる「@docomo.ne.jp」や「@ezweb.ne.jp」、「@softbank.ne.jp」 などのキャリアメールが利用されていました。
スマートフォンが普及し始めると「LINE」へとコミュニケーションの手段がシフトしました。現在日本の人口の約65%がLINEのアクティブユーザーという調査結果があります。
このように、日本ではSMSをメインのコミュニケーション手段として使う機会がありませんでした。海外ではキャリアメール時代がなく、SMSを利用してきたため、現在でも多くの人がSMSを利用しています。
また、日本でSMSを利用する場合は1通送るごとに料金が発生しますが、アメリカでは1通単価が比較的低く、SMS送り放題プランがあることから、日常のコミュニケーション手段としてSMSが利用されています。
海外マーケティングにはSMSを活用すべき!
海外マーケティングの施策として、Eメールを活用したリピーター獲得、休眠顧客の掘り起こし、セール情報やクーポンの配布などがあります。
その際、メールの開封率が悪い、訪問者数が増えない、コンバージョンしないという、お悩みはありませんか?
これらの課題をSMS配信で解消できます。海外マーケティングでEメールの代わりにSMSを活用すべき理由を3つご紹介します。
1) 開封率がEメールの20倍
SMSの開封率はEメールの20倍もあります。また、電話番号は変更されにくいので、休眠顧客の掘り起こしやリターゲティングメッセージにも最適です。
世界中で20億人以上のアクティブユーザーを持つWhatsAppや主に欧米で利用されているFacebook Messengerでは、規約上プロモーション利用ができません。そのため、SMSではマーケティングメッセージを、WhatsAppやFacebook Messengerではカスタマーサポートを送るなど、組み合わせて活用している企業もあります。
2) アプリのインストールなしでやりとりが可能
SMSは世界的に携帯電話に標準搭載されているメッセージサービスで、スマートフォンにもガラケーにも搭載されています。
しかしLINEやWhatsApp、Facebook Messengerはユーザー登録しなければ使えないサービスです。私たちが毎日のように使っているメールやLINE、SNSは年代や国籍によって使えないケースもあります。一方SMSは、企業は顧客の携帯番号さえあればアプローチでき、顧客は端末をさえあれば受信できます。企業にとっても、顧客にとっても、利用ハードルの低いメッセージチャネルです。
3) 簡単操作でSMS配信が可能
CM.comのSMS配信はとても簡単です。また、SMSと合わせてランディングページも配信できます。
SMS配信方法
【1】インストールは不要!ウェブ上から配信可能なSMS配信ツール
ウェブ上にあるCM.comのSMS配信ツールから簡単にSMSを配信できます。インストール不要のオンラインツールで、パソコンから簡単にSMSを1通から100万通まで配信できます。
SMSでは半角160文字、もしくは全角70文字のメッセージしか配信できません。しかしSMSにランディングページのリンクを張れば、画像や動画、アンケートフォームなどテキスト以外の情報を届けられます。
CM.comのSMS配信ツールにはランディングページ作成機能がついており、誰でも簡単にドラッグ&ドロップでモバイル専用のランディングページを作成できます。
【2】メール感覚で配信できるMail SMS
Mail SMSとは、普段使っているメールアドレスからSMSを配信できるサービスです。GmailやOutlookなどのメールソフトを使い、宛先欄を「国番号+携帯番号@mail-sms.com」にして、メッセージを入力して送信ボタンを押すだけでOKです。SMS配信ツールの使い方を覚える必要がないので、パソコンの知識がない方や、すぐ使い始めたいという方におすすめです。
Mail SMSを利用したい場合は、CM.comにSMSの送信元アドレスとなるメールアドレスもしくはドメインをご連絡ください。
【3】API連携
SMS配信APIで基幹システムとの連携も可能です。シンプルなAPIでスムーズに実装できます。
海外SMS配信はCM.comにお任せ!
海外では日本よりはるかに多い数のSMSが日々配信されています。海外向けのマーケティングにSMSを活用することで、コンバージョン率の向上を期待できます。
CM.comのSMS配信サービスを利用している日本のEC事業者様が、Eメールの代わりにSMSで香港在住の顧客へマーケティングコンテンツを送ったところ、売上が約2倍増加しました。
また、日本の不動産事業者様がEメールの代わりに SMS配信を台湾へ行ったところ、クリック率が0.04%から20%に上昇したという結果も得られています(当社調べ)。
CM.comは世界17ヶ国21ヶ所に事業所を構え、199カ国にSMSが配信できます。年間60億通以上のメッセージを配信しており、世界中のSMS活用事例を保有しています。海外へSMSの配信をご検討の際は、ぜひ一度お問い合わせください。