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SMSとモバイルオーダーを活用したwithコロナイベントの事例

withコロナイベント

新型コロナウィルスの感染は収束していません。しかし、私たちの生活、ビジネスは前に進まなければなりません。新型コロナ影響下ではさまざまな規制が国や自治体にて掲げられています。弊社の本拠地であるオランダでも飲食店の営業、イベントの開催において厳しいガイドラインが設けられています。

そんな中、オランダでは新しいエンターテイメントの形が生まれました。現在イベント実施が禁止されているオランダにてどのようなエンターテイメントビジネスが誕生したのか。今回はエンターテイメント事業を提供しているオランダ企業と弊社ITテクノロジーによるコラボレーション事例をご紹介いたします。

 

スポーツや演劇活動などにおける開催規制

オランダでは7月1日から飲食店や人が集まるスポーツ、演劇、音楽などの催しが徐々に復活しています。しかし、もちろんその内容は今まで通りとはいきません。主催者、関係者、参加者はオランダ政府、オランダ国立公衆衛生環境研究所、自治体など関係各所が定める規制に基づいた活動が求められています。

下記はオランダ政府が公式サイトで発表している催し物に関する規制の一部です。

※参照:Dutch measures against coronavirus(オランダのコロナ対策)-オランダ政府公式サイト

 

スポーツとレクレーション

7月1日現在、屋内外のスポーツは下記のルールのもと許可されています

  • 可能な限り1.5メートルのソーシャルディスタンスを保つ。ただし、ソーシャルディスタンスを保つことで競技として成り立たないスポーツに関してはこの限りではありません。
  • 参加者のヘルスチェックが必須です。
  • 7月1日より観客を動員できるが、コロナ中の室内外の過ごし方(別途規則あり)に従う必要があります。
  • 大声で歌う、集団でのチャンティング(宣誓など)、集団で大声は発する行為は禁止します。
  • 地方自治体は必要に応じて競技会やトレーニングセッションで観客を一時的に禁止する権限を持ちます。

 

演劇、管楽器の演奏、歌唱などのクリエイティブな活動

  • 成人、こども、プロ、アマチュア問わず、グループでの演劇、リハーサルなどのクリエイティブな活動をおこなえます。その際はコロナ中の屋内外での過ごし方(別途規則あり)が適用されます。
  • ダンスや演劇において1.5メートルのソーシャルディスタンスを保つことが難しい場面でもプロ、アマチュア問わず出来る限り距離を保つように努める必要があります。
  • 管楽器の演奏者は演奏者同士の距離を2.0メートル以上離す必要があります。
  • プロの歌手が歌唱する際は共演者・観客と適切な距離を保つ必要があります。
  • プロ・アマチュア問わず、合唱団やグループ歌手は本番やリハーサルを実施してもいいが、オランダ国立公衆衛生環境研究所が定めるガイドラインに従う必要があります。
  • 宗教や信仰に基づく歌唱の場面においても同じルールが適用される。感染リスクが高い参加者は十分な警戒の必要があります。
  • コンサートや教会で参加者が一緒に歌うことは禁止します。

 

来場者に対するヘルスチェック実施の義務

上記の規制に加えて人が集まる場所(レストランも含む)では、当日の体調を会場や主催者へ報告しなければなりません。また、会場や主催者は来場者の体調を収集することを求められています。

このような状況と規制の中、オランダでは「De Tuin en Het Strand van 2020」という音楽祭が7月から8月末にかけて開催されています。この音楽祭はコロナ以前からあるものではなく、コロナ影響下で新しく誕生した音楽祭です。

ロッテルダムにある自然豊かな土地に全席指定、完全着席型の野外劇場が設営されました。最大140名収容できるこのイベントは、オランダ国立公衆衛生環境研究所が定めるすべてのガイドラインに従い、参加者の導線、参加者同士の距離、参加者と演奏者の距離、スタッフオペレーションにおいて接触機会を最大限下げる対策をとっています。

このイベントの感染対策をITソリューションでサポートしているのが弊社CM.comです。参加者とのやり取りを予約から当日のドリンクオーダーまですべてモバイルで完結させりことで、なるべく人と人が直接接しないオペレーションを実現できました。

 

withコロナイベントの課題

「De Tuin en Het Strand van 2020」では200以上の音楽パフォーマンスが55日間おこなわれます。イベント規模は140名。完全着席型。100名以上の集会が推奨されていないコロナ影響下において、政府のガイドラインを遵守した確実に安全なオペレーション対策が主催者必要でした。

同時に人々に参加してもらうためにもイベントの安全性をアピールする必要がありました。主催者、出演者、参加者、地域の人々が納得するスキームを考え、実行することが主催者の大きな課題でした。

CM.comはコロナ以前から大型イベントや展示会に主催者と参加者が連絡を取り合えるメッセージングツールとしてSMSやチャットボット、飲み物や食べ物をスマホで注文できるモバイルオーダーを提供していました。

55日間、確実に参加者にヘルスチェックシートを送り回答を回収しなければならない、会場では飲食の提供をしなければならない状況で、弊社のSMS、チャットボット、モバイルオーダーは大活躍しました。

 

SMSを活用したヘルスチェック

オランダではレストランやスポーツ観戦、パフォーマンス観劇の際は、飲食店や主催者が来場者に対して当日にヘルスチェックを実施しなければなりません。

このイベントでは、CM.comのSMSとチャットボットを使い、モバイル上で来場者のヘルスチェックを実施しました。会場の受付でおこなわないため、入場の際に列ができて来場者同士の接触、来場者と受付スタッフの対面のやり取りによる接触をなくすことができました。

 

モバイルを活用したテーブルオーダー

来場者は予約していたテーブル席につきます。このイベントでは同じテーブルに座れるのは、つまり一緒に来場できるのは家族までという条件がありました。

そして席につくとドリンクと軽食をオーダーできます。注文方法はスタッフをテーブルに呼ぶのではなく、テーブルに設置されているQRコードをスマートフォンで読み取り、専用のウェブサイトから注文および決済を済ませます。

決済まで済んだドリンクと軽食は準備ができ次第、スタッフによってテーブルまで運ばれます。来場者とスタッフの接触時間は最小限にとどめられ、少人数のスタッフでイベントを回すことに成功しました。感染リスクとコストを最小限に抑えられました。

このシステムは弊社のモバイルオーダーです。パソコンの管理画面から画像と商品情報(説明や金額など)を入力するだけで簡単にオンライン注文サイトが作れるツールです。クレジット決済、銀行引き落とし(オランダのみ)もついています。

 

コミュニケーションの新様式(ニューノーマル)

コロナの影響下での大人数が集まる催しは関係者や参加者だけではなく、開催地域に住む人々を不安にさせる恐れがあります。少しでも不安を払拭させるためには、安全対策を講じて積極的に広める必要があるでしょう。
人と人の接触によるクラスター感染が危ぶまれる中、接触せずにコミュニケーションが取れるテクノロジーは感染防止対策の重要な鍵となります。

CM.comは1999年からSMSをはじめとしたメッセージングチャネルを世界25,000社以上に提供しています。日本法人では日本独自のメッセージングチャネル+メッセージ(プラスメッセージ)の企業アカウント開設からAPI提供までワンストップで承っております。

SMS、Email、+メッセージ、WhatsApp、Apple Business Chat、Facebookメッセンジャー、Twitter DMを活用した顧客コミュニケーションをご検討の際はぜひ一度弊社までお問い合わせください。貴社に最適なメッセージングチャネルをご提案いたします。

Aya Higuchi

Aya Higuchi

Digital Marketing Manager, CM.com