SMSとは何か?メッセージの基本を知り、ビジネス活用を

SMSとは何か?

「SMSとは何か?」「メッセージの基本的な特徴やビジネス利用」に関心があるのではないでしょうか。

SMSは1通70文字から最大670文字のメッセージを電話番号宛に送れる連絡手段として一般的に認識され、近年では企業から個人へ本人確実性の高いメッセージを送れることからSMS認証などでの利用が拡大しています。

また高い開封率のメッセージのため、重要事項の通達やSMS認証(ワンタイムパスワード)などを目的とした利用が進み、ショートメッセージサービスは各業界・業種で導入が進んでいます。

そこで今回はSMSとは何か?をはじめ、ショートメッセージの基本的な特徴や企業が個人宛に配信するときのポイントをお伝えします。この記事を読み進めていくとビジネスシーンでの利用イメージが理解できるでしょう。

SMSとは何か?1通70文字のメッセージ

SMS(エスエムエス)とはShort Message Service(ショートメッセージサービス)の略称で、携帯電話番号宛に1通70文字程度から最大670文字程度のテキストメッセージを送信できます。個人ではau, softbank,docomo、楽天モバイルといったキャリアと契約し、iPhoneやAndroidなどの全ての端末で利用できます。法人で利用する場合、CM.comのようなSMS配信事業者との契約が必要となります。

SMSは電話番号宛に送ることができるメッセージツールとして大きな特徴があります。その特性を活かして、近年では本人確認を目的とした認証行為やワンタイムパスワードの自動送信で活用されています。

その他にも支払い督促、飲食店や歯医者の予約確認、顧客へのリマインドメールなどの利用が進んでいます。

2018年以降、SNS配信サービスは、企業や自治体などが本人に確実に情報を届けることができるため、各業界・業種で年々需要が拡大し注目を浴びてきています。

携帯電話所有者全員に届けられる

全ての世代に携帯電話(スマホ・ガラケー含む)が普及した現在、SMSは電話回線が繋がるエリアであれば誰もが受信することができます。圏外の場合、一時的にメッセージが格納され、電波を取得したタイミングで受信することができます。

SMSは個人でブロックしない限り受信することができ、Emailのように迷惑メールやスパムに自動で振り分けられることもありません。

一度取得した電話番号は継続的に利用される傾向があるため、ほとんどの携帯所有者に情報を届けることができます。

以前はドコモからソフトバンク、auなどへ機種する際には手数料が掛かっていたMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の手数料が、2021年4月以降は無料となったことも追い風となり、今後は電話番号を変更する人がより減少傾向となることが予想されます。

つまり、企業は一度電話番号を取得することで継続的に個人にアプローチすることが可能となるため、企業内におけるSMS配信は重要度が増してくるでしょう。

送信者名を表示する方法は2パターン

SMSは送信者名を設定することも重要です。送信者を記載することは信頼性にも繋がりますので設定することはとても大切です。国内配信では送信者名を表示するパターンは電話番号とアルファベット表記の2つになります。

この表記方法は全SMS配信サービス共通のため、配信時にはどちらかを選択する必要があります。(*配信事業社によっては電話番号のみ場合があります)

当社は両方選択可能です。

・電話番号:お好きな固定番号また弊社が保有するSMS専用の番号(例:070XXXXXX)
・アルファベット:11文字までの英数字を表示できます。(例:CM JP2021)

日本の場合は「送信者名を漢字やカタカナ表記にできないのか?」と質問を受けることがあります。

SMSは国際規格のため漢字とカタカナはNGのため、現状はアルファベット英数字もしくは電話番号から送信することしかできません。どちらの表記もメリット・デメリットがありますので興味のある方は以下の記事を確認してください。

ショートメッセージはアプリやWEBへの登録不要

SMSは全ての携帯電話に標準搭載されているため、スマホアプリやWebサービスのようにインストールや新規登録を必要としません。

受信するために個人情報やメールアドレスを登録するといった手間や負担がかかりません。

上述しましたが、SMSは携帯電話を所有しているほぼ全ての人々に情報を届けることができる優れたメッセージツールと言えます。

ポイント

 

・SMSは電話番号宛に送れるショートメッセージサービス
送信者名は電話番号とアルファベット表記のいずれかを選択
・SMSを利用するためにアプリやWEBサービスへの登録は不要

 

SMSの特徴は?

SMSは電話番号宛に送信することができるショートメッセージサービスだけでなく、送信者名は電話番号とアルファベットのいずれかを選択できるなど基本的な概要を説明してきました。

続いてはSMSが有している特徴を紹介していきますので、以下から確認していきましょう。

他のサービスと比べて開封率が高い

SMSは受信頻度の低さから本人宛の重要通知としての認識が強く、Emailや他サービスと比べて圧倒的に高い開封率を誇るのが特徴の一つです。

ショートメッセージは受信をするとスマートフォンアプリのプッシュ通知のように携帯電話に通知が届き、画面にポップアップ表示されます。また受信頻度も低く埋もれないため、読まれやすい特徴もあります。

一般的に開封率は80%以上と言われ、視認性が高いツールとして受信者にも気づかれやすいメッセージとして認識されています。

1通あたりの70文字の文字数制限

SMSには1通あたり全角70文字以内、半角160文字以内で数えられ、1配信最大全角670文字、半角1530文字の制限があります。(文字数制限は各キャリアで若干異なります。)

文字数制限があるため送信内容は相手に伝わりやすい内容を送ることがポイントとなります。もし文字数を気にせずにSMS配信をしたいという方は、当社の「Mail SMS+」を利用することで、Eメールのような長文メールを送信することができます。

配信できるのはテキストメッセージのみ?

SMS配信はテキストのみに限られているため写真や動画を載せることができません。

配信内容は余計な前置きや言わなくてもわかる部分はカットして、シンプルな内容を心掛けるようにしましょう。

では動画や画像を送りたい場合はEmailやアプリを使わなければならないのか?そういうわけではありません。

弊社では無料でランディングが作れるPage(ページ)を組み合わせることでSMS配信と同時に視覚的に訴えることもできます。

このPageの活用方法については別の記事で解説していますので、以下のリンクから確認ください。

ポイント

・ショートメッセージは開封率が高い
1通あたりの文字数制限がある
・情報配信はテキストメッセージのみ

SMSの基本はわかりやすい内容で配信

ここまではSMSの概要と特徴を紹介してきました。SMSで送るテキストの内容を考えるときに幾つかポイントがあります。

読み手の立場となり、瞬時に内容を確認できるようにすることです。実際のビジネスシーン活用するときの注意点を確認していきましょう。

メッセージは簡潔でわかりやすく

SMS配信は端的に情報を伝えることに優れているメッセージングツールです。そのため、手に取った瞬間に頭の中に内容がスッと入ってくる内容を作成しなければなりません。

例えば、レストランを予約したお客様宛に予約完了通知を送りたい場合、予約者、日時、お店の住所情報などをパッと見てわかる内容で作成することが極めて重要となります。

ショートメッセージの内容を簡潔で伝わりやすい内容にすることは、他の利用用途でも同じですので覚えておきましょう。

シンプルなメッセージで行動を促す

シンプルな内容は注意喚起や行動促進に繋がります。

よくある話ですが、SMSであれば支払いが滞っている料金を滞納者に支払わせることができます。

督促通知を受け取った常識人であれば受信してから数日以内には支払いを処理してくれるでしょう。

仮にすぐに支払えなくともEmailのように埋もれることもないので、指定された期限までに支払い手続きを済ませてくれるでしょう。

期限を過ぎた場合は、リマインドメールを送ることで簡単に対応できます。SMSを届けることで、ユーザーに対して注意喚起や行動を促すキッカケを提供できるでしょう。

ポイント

・SMSは瞬時にわかる内容で作成することが大切
・シンプル内容は相手に伝わりやすい
わかりやすい内容で注意喚起や行動を促す

SMS配信サービスを企業はどう使う?

SMS配信サービスを企業ではどのように使うのでしょうか。

2015年時点では企業から個人へのSMS配信数は6億通ほどでしたが、2020年現在、16億通まで伸びています。

なぜSMS配信がここまで伸びているのか。今回はSMS配信が活用される代表的なシーンを3つご紹介します。

ショートメッセージでSMS認証やセキュリティ対策

オンラインサービスを利用する際、会員登録が必要です。多くのサービスでは、会員登録の際、アカウントを作成しようとしている人が本人かどうか調べるために「二段階認証」が実施されます。

二段階認証にはメール認証やSMS認証がありますが、誰でも簡単にメールアドレスを作れる今、メール認証を安全とは言い切れません。

一方、SMSは携帯番号に送るメッセージ。基本的には携帯電話の持ち主しか確認のしようがありません。そして、携帯電話を契約する際は必ず身分証明証を提出して契約します。

そのため、SMS配信による二段階認証は本人確実性が非常に高いと評価されています。Google、Yahoo!、Facebook、任天堂を始めとした大手企業も、会員登録済みユーザーに対してSMSでの二段階認証の設定を推奨しています。

SMS配信を用いた二段階認証があれば、不正アカウントの新規作成を防げるとともに、既存アカウントへの不正ログインを防ぐこともできます。ユーザーが一度もログインしたことのない端末からログインが確認された際、SMS認証を発信する仕組みを構築しておけば、第三者が勝手にログインすることはできません。

本人確実性の高いメッセージで支払督促や未払い料金の回収

EC業界では、商品発送後に支払える後払いの仕組みがあります。後払いのおかげで、購入ハードルが下がり購入者が増えている一方、一定数の消費者が商品代を払わないという問題もあります。後払い決済における未払い率は6%と言われており、年商50億の会社の場合は3億円も未払金があることになります。

不動産業界でも同様に賃貸料を滞納問題があります。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会が2019年4月〜9月に実施した調査によると、日本全国の賃貸物件の1ヶ月未満の滞納率は6.8%、つまり約15戸に1戸が家賃を滞納しています。さらに1ヶ月の滞納率は3.1%、2ヶ月の滞納率は1.3%と続きます。

このような未払いに対し、SMS配信での督促は大変効果的です。弊社のパイロットユーザーであるEC事業者は、SMS配信で督促を実施したところ、未払金の33%の回収に成功しました。メール、郵送、電話は無視されがちでしたが、SMSに記載した支払いリンクのクリック率は40%ありました。

郵送よりも安いコストで、メール用に簡単に一斉配信できるSMSは督促業務の強い味方です。

>>支払督促SMSの詳細はこちら

リマインドメールでNO SHOW・無断キャンセル防止対策

NO SHOW(ノーショー/無断キャンセル)が飲食店に与える被害は甚大です。その年間被害額は2,000億円にも及ぶと経産省や消費者庁、飲食業界団体代表者などが参加する有識者勉強会で判明しました。

経産省はNO SHOW問題を一事業者だけでは解決が難しい課題とし、業界全体で解決すべく、NO SHOW防止に役立つIT導入に対して補助金制度を設けるほど、NO SHOW問題にテコ入れをしています。

2019年11月に株式会社TableCheckが発表した調査結果によると、無断キャンセルの理由トップ3は、「とりあえず場所を確保するために予約」「人気店なのでとりあえず予約」「予約したことをうっかり忘れていた」でした。

予約したけどお店を利用しない場合、お店にキャンセルの連絡を入れるのはマナーですが、マナーを守ってくれることを信じるだけでは、何の対策にもなりません。飲食店からマナーを守ってもらうためのアクションを起こすことで、NOSHOW(無断キャンセル)を減らすことができます。

そのアクションとして、前日に予約者へSMSを配信してリマインドすることです。メールでは埋もれてしまうリマインドメッセージも、SMSなら埋もれにくく、開封してもらえる可能性が高い。

メッセージにはレストラン名、予約日時、キャンセルの際の電話番号やリンクをつけるだけでOKです。たった1通のSMSを配信するだけで、当日の無断キャンセルを減らし、空いた席に別の予約をあてがうことができます。

SMS配信サービスの選び方は?

企業がSMS配信をする際、SMS配信ベンダーとの契約が必要です。SMSを配信する技術自体はどの配信ベンダーもさほど大きな差はありません。しかし、メールでは当たり前にできることが、SMSでは当たり前ではないことに注意しましょう。

送信者名表示が自由にできるベンダーを選ぼう

その大きな「当たり前」のひとつとして、送信者名表示があります。メールではどのメールソフトでも送信者名を自由に設定できます。しかし、SMS配信の場合はそうではありません。

配信ベンダーによって送信者名を設定できる、できないがあります。また、一度設定した送信者名を変更できない…などもあります。SMS配信を検討している場合、送信者名がいつでも自由に変えられるSMS配信ベンダーを選んだ方がいいでしょう。

CM.comでは、電話番号表示と英数字11文字表示の送信者名が選べます。英数字表示を選んだ場合、何度でも文字列を変更できます。

メッセージの配信方法がたくさんあるベンダーを選ぼう

企業が個人へSMSを送る時、ベンダーが提供しているSMS配信ツールを使います。CM.comは企業のニーズに合わせて、さまざまな配信方法を用意しています。弊社ではパソコンから配信するための方法として、オンラインとメール機能のある営業管理ツールやCRMなどを利用した配信とAPI連携による3つの送信方法がありますので、一つずつ確認していきましょう。

 

1.オンラインSMS配信ツール

インターネットブラウザからログインして利用する、オンライン配信ツールです。弊社のオンラインSMS配信ツールでは下記が可能です。

・SMS配信(個人、一斉配信)
・送信者名の設定(英数字)
・ランディングページの作成

WEBの管理画面からSMSを個別・一斉配信できるため、一度に大量配信を行い方にはおすすめです。

2.CRMやメールソフトから送れるSMS配信サービス「Mail SMS」

普段使っているメールアドレス(メールソフト)からSMSが送れるように設定できます。設定方法は簡単で、SMSの配信元として使いたいメールアドレスを弊社に登録するだけ。SMSを送る方法はメールと同じ要領なので、誰でも簡単にSMS配信が始められます。

登録した後は、実際の業務で使用しているメールソフトやマーケティングツール上のメール作成画面でテキストメッセージを作成して、携帯電話番号をメールアドレス化した宛先に送るだけです。

尚、このサービスは弊社が提供しているMail SMSを導入することで利用することが可能になります。

 

3.SMS配信・認証API

SMS配信は、別のソフトウェアとAPI連携させることでも可能です。弊社では、SMS配信APIとSMS認証APIの2種類を用意しています。

SMS認証APIは二段階認証専用のAPIで、SMS配信、パスワード生成、認証コードがセットになっています。SMSでの二段階認証を実装したい場合、開発工数を削減でき、短期間で実装ができます。

CM.comのAPIはアカウントを開設と同時にトークンを取得し、API仕様書に記載のサンプルコードをコピー&ペーストすることで自社のテスト環境で配信テストを行うことが可能です。そのため、開発者はプロジェクトの要件定義の段階で機能要件もを明確にできるなど、開発を効率的に進められるメリットがあります。

>>SMS配信API
>>SMS認証API

SMSとは何かを理解して、ビジネスで活用を

SMSとは何か?含め、ショートメッセージの基本的な内容を理解していただけましたでしょうか。

SMSは個人間だけでなく企業と個人間での有用性が認知されつつあり、ビジネスシーンでの国内利用が徐々に増加しています。

電話番号宛に送ることができるショートメッセージでは情報を簡潔に伝えるかがポイントですので、担当者はSMSの特性を理解した上で情報配信することが求められるでしょう。

最後に今回の記事のまとめです。

・SMSは電話番号宛に送れるショートメッセージ
・送信者名は電話番号とアルファベット表記が選べる
・アプリやWEBサービスへの登録不要
・1通あたりの文字数制限がある
・簡潔にわかりやすい内容で情報を
・シンプルな内容で注意喚起や行動を促す

CM.comが提供するSMS配信では企業が個人に届けたい情報を迅速に届けられるようにサービスを提供しています。

テキストメッセージは非常に汎用性も高く、様々な用途で利用ができ送信も簡単です。さらには基幹システムやCRMとAPI連携すること自動配信や機能提供も可能です。

それ以外にもSMSに付随した多くのソリューションを提供しておりますのでSMS配信に興味・関心がある方は以下の問い合わせフォームからご連絡ください

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CM.comブログ編集部

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